2017年06月25日
薬剤師に必要な試験、学歴の関係性
薬剤師として働くためには、資格の取得が必須になります。国家試験に合格した人のみが仕事に就くことができます。この国家試験は誰にでも受験できる試験ではありません。学歴としては薬科大学薬学部を卒業している人のみになります。
薬科大学は以前まで4年生大学でしたが、現在は医学部と同じ6年生大学に変更されています。6年生大学にすることで不都合などを解消する目的として採用されています。卒業後一定期間受験できるように配慮されています。
4年生大学を卒業しても国家試験に合格していなく資格がないままでも可能になっています。現在では資格を持っていない薬科大学卒業生も少なくないです。国家試験を受験し、合格する人の割合は全体の約80％になっています。
イメージよりも合格率が高いと思われますが、受験資格を持つ人はそもそも薬科大学に入学し、卒業するレベルの人なので合格率が高くなっていると思われます。薬科大学は普通の大学のように晴れやかなキャンパスライフではなく、研究、実験、試験、実習が非常に忙しく時間の余裕がありません。
キャンパスライフを満喫できないと思った方が良さそうです。薬科大学で受ける授業は薬の勉強だけに限らず、病気や人体、科学なども学習対象になります。国家試験に合格するために大学以外にも学習する場所はあります。現役の学生は学校の授業が終わって勉強する方が多いです。受験資格がある方は諦めずしっかり勉強して合格出来るように頑張ってください。